先週金曜日と今週月曜日。
丸2日間の日程で某地方銀行様の本店で行内研修の講師をしてきました。
こちらの金融機関様。
30歳前後の成績優秀な若手銀行員を各支店から集めて。
しばらく現場から離れた状態で。
なんと数か月間、みっちり「座学」での研修をさせるそうです!
すごいですね。
現場に出ればきっと今でも十分稼げる人達でしょう。
数十人分、その数か月分の稼ぎを放棄して。
しかも企画したり外部から講師を招いたり。
相当のコストをかけて、人材の教育に力を入れておられます。
私の受け持ちは、「中小企業の決算書分析」。
決算書、申告書の注意すべきポイントや分析の方法について。
午前9時から午後5時半、丸2日間枠をいただいて講義を行いました。
さすがに喉が枯れますね。
若者が入社したものの続かない。
すぐに「キャリアアップが望めない」「自分の居場所を探す」などと言って辞めてしまう。
教育したいのはやまやまだけど、コストだけでなくリスクが大きすぎる。
そんな風に考えて、人を育てることを半ばあきらめてしまっておられる
企業様が多いように見受けられるこのご時世に。
これほどの仕方で人に投資される姿勢に感銘を受けました。
そんな研修の場に招いていただけて光栄でした。
つたない講義でしたが、研修を終えて各支店に散って行かれる
若い銀行員さんたちのお役に立てていただけるといいな、と思っております。
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