月々の返済不要型借入?!福岡で【税理士連携保証”TAG”】取り扱い開始!

【資金調達】のお役立ち情報

返済期間が5年、10年の長期借入ならいざ知らず。

返済期間が半年や1年の短期借入。

月々の返済が太くて、借りたとたんに返すようなイメージですよね。

そのような意味で「元金据置型」の融資は安心感があります。

最近、福岡・佐賀・長崎で「税理士連携保証」というそんな融資制度ができたようです。

福岡・佐賀・長崎【税理士連携保証融資”TAG”】

九州北部税理士会と、福岡・長崎・佐賀の信用保証協会が連携して。

クライアントの信用力を高めることで融資を受けやすくする狙いのようです。

 

この融資の売りは、借入期間中「分割返済」が無し!

元金借りっぱなし!据置型の融資、というところです。

資金使途も運転資金で最大5000万円

使い勝手は良さそうですよね。

 

もっとも、少し前に全く同じイメージの保証協会付融資を。

金融機関がさかんに営業していたような気がしますが…

 

【税理士連携保証融資”TAG”】利用の手続き

この融資を利用する場合。

申し込みの最初の窓口は、「顧問税理士」です。

 

顧問税理士がクライアントの推薦書を書いたうえで金融機関へ融資申し込み。

あとは通常通り金融機関から保証協会へ保証依頼して、通れば融資。

という流れになります。

 

「決算書」と言ってもどんな精度で組んであるか怪しいことの多い中小企業。

今までも税理士が「中小企業会計要領に則って決算を組んでます」と一筆書いて。

保証料を多少割引して頂いたり。

「きちんと決算が組んである決算書ですよ」と税理士が保証することで。

金融機関が融資しやすい環境を作ろう、という仕組みは以前からあったわけですが。

 

今回のこの保証融資は条件の中に、

・税理士等が月次管理等を行い、税理士からの推薦があること

・直近決算において経常利益を計上していること

がはっきり書いてある、と。

 

「税理士がきちんと関与してかなりのレベルの精度で組んだ決算で黒字」

であることを税理士が保証できるなら融資しましょう、ということですよね。

 

従来よりももう一歩踏み込ませた印象です。

 

【税理士連携保証融資”TAG”】のメリット

実際、この制度を利用することで

果たして本当に融資を引き出しやすくなるのでしょうか。

 

制度ができたばかりで利用実績もまだわかりませんが。

ただ、税理士会と保証協会の方でわざわざこのような制度を作ったということは。

少なからず保証協会の方で。

「決算書の精度を税理士に保証してもらえるなら、いくらか審査しやすい」

という声はあったはずです。

 

保証協会が前向きになるのであれば、当然金融機関も貸しやすいわけで。

 

どうにも借りれないようなひどい状態の企業が。

この制度を利用したとたんに借りれるようになる、などという魔法はないとしても。

「希望額満額貸そうかな、いくらか絞ろうかな…」と悩む金融機関に。

「満額貸そう!」と思わせるくらいの効果はあるかもしれません。

 

クライアント様のニーズがあれば。

当事務所でも積極的に利用していきたいと思います。

 

 

 

※記事中の図は下記ページからお借りしました。

福岡県信用保証協会ホームページ

福岡・佐賀・長崎【税理士連携保証融資”TAG”】案内パンフレット

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